どうも、紅ナメクジです。

カメラばかり増えて写真が増えない今日この頃です。
今まで使ったフィルムより、カメラの台数の方が多いなんて噂もあったりなかったり。。。


春休みです。
無事春休みです。(意味深)

大久野島に行ってきました。

最寄りの忠海駅。
IMG_1006

忠海港。
IMG_0724


大久野島には忠海港から船で15分ほどです。
IMG_0722


こんな漁港のような小さな港に大久野島目当ての観光客がワラワラ居ます。
IMG_0728


この島は全域が国立公園で、環境省所管です。
IMG_0735


特徴は、

毒ガス
IMG_0843


そして、ウサギです。
IMG_0738

大抵の人はコレ↑目当てにやってきます。

この島は戦中毒ガスや風船爆弾など、当時の軍部の夢と希望の産物が生産されており、地図上では空白地にされていました。
現在も(性質上重要施設は破壊処理されたものの)遺構が残っており、観光地化しています。

ちなみに生息するウサギの種類はアナウサギ。
日本の侵略的外来種ワースト100指定種です。
実験動物の生き残り説は嘘だそうです。
まぁ、普通に考えて実験動物放すなんてありえませんよね。

港に着くと、すぐに大量のウサギがむらがってきます。
IMG_0751(2)

このあたりの奴らは際限なく餌を得て、丸々と肥えています。
IMG_0750


遺構を見るため一周しながらウサギにちょっかいを掛けられに行きます。

もちろん島としてもきれいです。
苔の色が濃い。
IMG_0757


満ち足りたウサギは人の存在を完全に無視します。
IMG_0762

IMG_0766

IMG_0771


対して足ることを知らぬ貪欲なウサギは、観光客に媚びては次へを繰り返しています。

カメラを向ける人は餌をくれると知ってているのか、やたらカメラに近付いてきます。
IMG_0768

ピントが合わせ辛い。。。

餌の雰囲気を感じ取ったウサギ。
IMG_0783

IMG_0785


一つ目の遺構です。
IMG_0788

大久野島神社。
戦前からある神社で、殉職碑なども建てられています。
IMG_0790


島の裏の山側に来ると、痩せたウサギが偶に出てくるという感じになります。
IMG_0799

IMG_0806


人にたからず葉っぱを食う、見上げた根性のウサギ。
IMG_0800


照明所跡。
IMG_0801

まさに跡。

怪我をしているウサギもいます。
IMG_0805

ウサギは縄張り争いが激しいらしい。

海辺に戻ります。

錨。
IMG_0808


毒ガスの貯蔵庫跡。
IMG_0812

タンクの台なども残っています。

IMG_0816


国民休暇村の施設付近では、港のウサギよりもさらに媚び慣れています。
IMG_0829

IMG_0831

IMG_0837

IMG_0840


さて、最初に載せた見るからにやばそうな施設です。

なんとこれ、、、

IMG_0842

ただのトイレです。

危険なのは隣の電柱に付いてた分電盤かなんかです。
ごめんなさい。

白色三角標識板。
IMG_0846

水道は無いはずなので、海底ケーブルか?

こちらもガス貯蔵庫跡。
IMG_0854

焼却処理の跡があります。

撮影の邪魔をする不逞の輩。
IMG_0860


IMG_0868

IMG_0869

IMG_0876

IMG_0872

IMG_0868


砲台跡。
IMG_0875

規制柵が張ってあり、中には入れない。

海沿いの崖から。
IMG_0881

こんなところにもウサギ。
IMG_0884


砲台跡。
IMG_0886

IMG_0903

中にあった落書き。
IMG_0900


IMG_0910



弾薬庫跡。
IMG_0912

IMG_0916



IMG_0925



発電場跡。
IMG_0931

IMG_0933

IMG_0934

IMG_0936

IMG_0939

IMG_0942

IMG_0944
IMG_0947

GHQかBCOFによるものと思われる、識別用らしき英数字が見えます。


港に戻り、ウサギと戯れて船を待ちます。
IMG_0952

IMG_0951


IMG_0965


IMG_0972


IMG_0975

海上から発電場跡。

IMG_0979


IMG_0990

造船所。

IMG_0994

本土です。

IMG_1000


IMG_1003

単線。

IMG_1013


IMG_1027

そしてまた、長く辛い直角椅子の旅が始まります。。。



以上です。
滞在時間が少なく、ウサギばかりになってしまいました。
別にウサギは好きでもなかったんですが、餌をあげれるのはいいですね。

今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

できればまた近いうちに。




IMG_0919

ぴょん。